もう10年以上前の話ですが、会社勤めの頃にDELL社のノートパソコンを社用PCとして購入してもらって使ってた時期がありました。
その頃はまぁ、何と言いますかCDやDVDドライブの付いてない「モバイルノート」とか「ノートブック」とかいう言葉自体が使われ出したばかりで、画面サイズが11インチのノートブックでもこんなに分厚くて重たいねんなぁ〜なんて思いながら使ってたりしました。
それから時は流れ、今やSSDは当たり前、スリム化されてないベゼルなんていつの時代?とか思われてしまうよな2022年。カバンに入れると筋トレのように重過ぎたMac Bookは今も重たいですが、そろそろノートPCも進化してませんかね〜と思い始めて数年。
職業訓練校で導入されているPCがDELL社のVostroという15インチモデルのノート型で、以前キー入力時のタッチ感覚として感じていたキーボード全体が沈み込むような感じのチープ感と比べるとかなり改善されてるものの、ディスプレイの発色具合がなかなかヒドくて授業で使用するにはちょっと問題があるレベルなだけに、な〜んか今もずっとモヤモヤがたまり続けています。
というのも、私用のモニターはずっとDELL製のノングレア液晶で、発色も良くてめちゃくちゃ作業しやすいので、DELLのPCって全部がこんなんじゃないのになぁと勝手に思ってて、ちょっと同社の最近のノートでも使ってみよっかなと思い立ったわけです。
といってもすぐにノートPCが用意できる経済的な余裕はありません。そこでコレです。どれです?これこれ
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★デル アンバサダー | Dell 日本
1箇月間のお試し体験ができるので早速申込み。
今回のモニター体験「デル アンバサダー プログラム」で届いたのがこちらでした。
届いた機体の色は、製品ページの色とは違うブラックで重厚感ありまくりです。スペックもほぼフルスペックバージョンのようでメモリーは32GB、SSDは1TBのモデルでした。
今回、本当にいろいろと発見や気づきがあって、モニター参加して良かったと感じています。
ノートPCそのものの品質が向上しているのは恐らくどのメーカーも同じような進化を遂げているのだと思います。私もAcerやNECのノート、Mac Book Air、その他いろいろと使ってましたが、このDELLのXPSというモデルをますます好きになってしまいました。
ベゼル(画面周りの縁の部分)のスリム化については見てのとおりで、本当に薄い!よくもまぁ、こんなところにカメラ付けたね!的な。じゃなくて、4辺全部です。最近のノート型は画面サイズに対して、このベゼルのスリム化を果たしたことで機体自体を小さくできているみたいです。
この機種、XPSでも9300の特に注目は下辺。下に伸びた余白を本体の下に隠して誤魔化してる他社製品とは一味も二味も違いますよ。何が違うって、「16:10」です。「13.3」じゃなくて「13.4」です。何言ってるか意味分からんていう人は調べてね。
で、その機体のデザイン面の秀逸さはまだ続きます。キーボードも然り。このコンパクトな面積の中にしっかりとした大きさのキー配置。ストロークは少しかためかもですが、慣れてくると気にならないほどで、しっかりした打ち心地です。入力ミスが少なくなりそう、、というのは飽くまで個人的な見解ですが。同社の上位機種だけあって精巧な作りが各所にちりばめられていて職人の技を感じ取ることができます。
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内部的なソフト面のことは特に言及するほど使い倒してなくて、期間も1箇月しかなくそのままリース契約や買い取りが出来ればそれはそれでまた何かしらの評価が出来たかなと思います。従って今回は何とも言えませんが、ただ普段デスクトップをメインに使っていて、たま〜にノートを使っていた立場からすると、長年不思議に感じていたことが今回の体験を通して少し解決した気がしました。
Windows 10 も 11 も、64bit版でHomeエディションだと最大256GBまで、Proだと2TBまでのメモリーを搭載(認識)できるOSですが、実際そこまで実装している人はほとんどいない気がします。Macに至っては認識できる最大値がそもそもそこまでなくて、ノート型になると更に現実的な?搭載容量が制限値になっているもようです。
もっとそもそもの話をすると、軽量化や機体の薄型、小型化目的もあって、増設ができないオンボードメモリーになっているMac Bookのようなタイプのノートが本当に増えましたが、増設ができない時点で搭載メモリー容量内で処理できる作業能力で操作していくしかないんですよね〜。って言ってますが、ほとんどの人はそんなことは気にすることもないくらい、何てことない処理量の作業しか一度の起動時に作業しないので、32GBもあれば充分過ぎるほどだったりするというわけなんですね、きっと。
詳しいことはまた別の機会に発信していこうと思いますが、つまりは普段お外でノートを開いてパリパリサクサクお仕事されてるすばらしいPCユーザーの人たちは、実はそんなにメモリーを必要としない作業だけをサクッとしている、みたいな感じなのかな。
リアルタイムな多重処理を必要とするPCユーザーは、決してコアな映像クリエイターやゲーマーじゃなくても、残念ながらお外でパリパリっとはいきましぇん。
今回は、腰を据えてしっかりとしたメモリー搭載環境で作業すべく自分自身の作業環境そのそものを見直す良い機会になりました!と、同時に体験させてもらったXPSの9300という機種自体もすごく好きになりました。